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中鋼の1号高炉でトラブル、「在庫あり問題なし」


ニュース 鉄鋼・金属 作成日:2008年6月12日_記事番号:T00008088

中鋼の1号高炉でトラブル、「在庫あり問題なし」

  
 中国鋼鉄は1号高炉の冷却システムに6日トラブルが発生したため稼働を停止、再開には現在からさらに1週間必要とみられているが、同社は11日「スラブ原料の在庫は十分で、6月の出荷には影響しない」という認識を示した。12日付工商時報が報じた。

 中鋼によると、1号高炉はスラブの年産量200万トン、月産量17万~18万トンと中鋼の高炉の中で最も規模が小さい。最長2週間の稼働停止によって8万~10万トンの出荷減になるものの、在庫は常に20万トン前後確保しており、事故の影響を補えるという。

 なお、同社では「復旧工事は既に大部分終了しており、あとは高炉の温度を生産に必要な1,400~1,450度に上げる作業のみ」としている。