ニュース 建設 作成日:2018年12月11日_記事番号:T00080888
新日鉄住金エンジニアリングは10日、台湾の総合エンジニアリング最大手の中鼎工程(CTCI)より、廃棄物発電施設(ストーカ炉式焼却発電施設、330トン/日×2炉)を受注したと発表した。CTCIは廃棄物処理設備一式を、桃園市の一般廃棄物(事業系・家庭系)処理BOT(建設・運営・譲渡)事業を受注した長栄集団(エバーグリーン・グループ)とCTCI子会社、崑鼎投資控股(ECOVEエンバイロメント)の合弁会社「EVER ECOVE」に納入する。
廃棄物発電施設の完成予想図(新日鉄住金エンジニアリングリリースより)
新日鉄住金エンジニアリングはプラントシステム全体の基本設計、および基幹設備の焼却炉本体とボイラーを供給する。同社は、全世界で約600基に及ぶグループの廃棄物発電施設の実績に基づく高い技術提案力と、世界最高レベルの高効率廃棄物発電技術が評価されたと受注理由を説明した。
廃棄物発電施設は2021年の完工予定。17年に台湾で導入された再生可能エネルギー発電設備規制における電力固定価格買取制度(フィードインタリフ)の第1号適用案件で、発電効率(25%以上)は台湾の廃棄物発電施設で最高値となる。
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