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バイエル、台湾に機能性薄膜の研究拠点


ニュース その他製造 作成日:2008年6月12日_記事番号:T00008090

バイエル、台湾に機能性薄膜の研究拠点

 
 台湾バイエルは11日、機能性薄膜の研究開発(R&D)拠点を域内に設ける方向で検討していることを明らかにした。12日付経済日報が伝えた。

 ドイツ本社は現在、アジア市場の成長潜在性に着目し、機能性薄膜の研究開発拠点をアジアに設けることを検討している。当初は60人体制で、台湾、韓国、シンガポールで研究開発を分担する計画だ。このうち、シンガポールを基礎開発拠点、台湾を商品応用研究拠点とし、工業技術研究院や大学とも応用研究を目指す。

 機能性薄膜はナノ塗料、ELフィルムなどに応用されている新素材で、3年以内に商品化を目指している。同社は今年から世界各地の子会社に機能性薄膜部門を設けている。

 ナノ塗料は導電性を持ち、自動車のガラスに塗布すると、アンテナの役割も果たすという。