ニュース 電子 作成日:2018年12月12日_記事番号:T00080905
米クアルコムが10日、中国の福州市中級人民法院が同社の申し立てに基づき、米アップルのスマートフォン「iPhone」旧機種の中国での販売差し止めを命じる判決を下したと発表し、台湾のサプライヤーへの影響が懸念される中、同法院の判決書によると、和碩聯合科技(ペガトロン)が受託生産する機種については販売差し止めの対象外となったもようだ。ペガトロンはノーコメント。12日付経済日報が報じた。
クアルコムは昨年、アップル製品の台湾の受託製造メーカーである▽ペガトロン▽鴻海精密工業▽緯創資通(ウィストロン)▽仁宝電脳工業(コンパル・エレクトロニクス)の4社に特許使用料支払いを求めて提訴していた。今回の特許訴訟でペガトロンが生産する機種のみが販売差し止めの適用を免れたことについて、ある弁護士は、ペガトロンはクアルコムと和解した可能性があると指摘した。
クアルコムは、販売差し止めの対象は▽iPhoneX(テン)▽iPhone8/8プラス▽iPhone7/7プラス▽iPhone6s/6sプラス──と発表していた。
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