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デュポン、医療用ガーゼ特許訴訟で勝訴


ニュース その他製造 作成日:2008年6月12日_記事番号:T00008091

デュポン、医療用ガーゼ特許訴訟で勝訴


 米デュポンが台湾で医療用ガーゼの特許申請が認められなかったことを不服として、経済部知的財産局を相手取り起こした裁判で、台北高等行政裁は11日、知的財産局の決定を取り消し、同局に再審査を命じる判決を下した。12日付工商時報が伝えた。

 知的財産局は2001年に「ポリトリメチレンテレフタレート製デニール」の特許申請を行ったが、新たな技術ではないとして認められなかったため、別の名前で再申請を行い、いったんは特許登録が認められた。その後、日本のソロテックスが「デュポンが申請した特許は既に公開使用されている」と異議申し立てを行い、知的財産局はソロテックス側の主張を認め、デュポンの特許を認めない処分を下した。

 これについて、台北高等行政裁は「認定には瑕疵(かし)があり、知的財産局の処分は理由不十分だ」と判断した。