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台玻の太陽電池用ガラス、Q4生産開始へ


ニュース その他製造 作成日:2008年6月12日_記事番号:T00008092

台玻の太陽電池用ガラス、Q4生産開始へ

 
 台湾最大のガラスメーカー、台湾玻璃工業(台湾ガラス、台玻)の林伯豊総経理は11日、第4四半期初めに太陽電池用の高透過ガラスの生産を開始すると語った。12日付蘋果日報が報じた。
 
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 林同社総経理によると、高透過ガラスは台中工場、彰化県の鹿港工場で生産する予定で、当初の月産能力は1万トンの見通し。太陽電池用基板ガラスや家具などに応用でき、販売価格は一般のガラスの3~4倍だという。

 昨年の中国での売上高は、不動産市場の好調でガラス価格が上昇し、前年比453%増の15億700万台湾元(約53億円)となった。中国では、今年上半期に華南工場で年産能力28万トンの生産ラインを稼働するなど、生産能力拡大を続けている。下半期には、中国と台湾を合わせたガラスの年産能力が300万トンに上り、世界10位以内となる見通しだ。