ニュース 政治 作成日:2018年12月12日_記事番号:T00080922
先月の台北市長選で落選した国民党の丁守中氏が請求した開票のやり直し作業の結果、台北市万華区の国民小学に設置された投票所で、余った投票用紙99枚分が丁氏の得票として加算されていたことが判明した。12日付蘋果日報が伝えた。
開票やり直し作業をねぎらいに信義区公所を訪れた丁氏(中)。作業には裁判官や弁護士など790人が動員された(11日=中央社)
投票不正の背景は不明だが、蘋果日報のインターネット上での報道を受け、丁氏は民進党の姚文智氏、別の候補者にもそれぞれ100票の不正な投票が見つかったと表明した。
丁氏は開票やり直し作業で複数の違法行為の証拠が見つかったとして、弁護士を通じ、選挙無効訴訟を提起する意向を明らかにした。また、中央選挙委員会(中選会)などを相手取り、国家賠償訴訟を起こす構えだ。3,254票差という接戦で現職の柯文哲氏が制した台北市長選はさらに「延長戦」が続くことになる。
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