ワイズコンサルティング・グループ

HOME サービス紹介 コラム グループ概要 採用情報 お問い合わせ 日本人にPR

コンサルティング リサーチ セミナー 経済ニュース 労務顧問 IT 飲食店情報

遠伝が5G同盟発足、IoVに注力


ニュース 電子 作成日:2018年12月13日_記事番号:T00080935

遠伝が5G同盟発足、IoVに注力

 通信キャリア大手、遠伝電信(ファーイーストーン・テレコミュニケーションズ)は12日、工業技術研究院(工研院、ITRI)やエリクソン、中磊電子(サーコム)など台湾内外の第5世代移動通信規格(5G)設備メーカーを含む26社・団体と「遠伝5G先鋒隊」を組織したと発表した。当初はIoV(車のインターネット)向けソリューションに注力する。13日付経済日報が報じた。

/date/2018/12/13/01fareaston_2.jpg「遠伝5G先鋒隊」の発表では、5G技術による無人自動運転バスも公開された(12日=中央社)

 遠伝5G先鋒隊は応用、ネットワーク、センサーなど各分野の事業者から成り、▽正文科技(ジェムテック・テクノロジー)▽智易科技(アルカディアン・テクノロジー)▽亜旭電脳(アスキー・コンピューター)▽仁宝電脳工業(コンパル・エレクトロニクス)──などやノキアも参加している。

 遠伝の李彬総経理は、既に無人自動車向けの5G技術テストで成果を上げており、今後は新北市板橋区の台北遠東通訊園区(Tパーク)、同市の林口新創園区(スタートアップ・テラス)、桃園市虎頭山地区、台南市沙崙地区の自動運転試験場に関連技術を導入する他、政府主導の複数のプロジェクトに参加し、5Gを活用したスマート交通を推進すると表明した。