ニュース 商業・サービス 作成日:2018年12月13日_記事番号:T00080942
市場調査会社、アップアニーの調べによると、台湾の携帯電話向けゲーム市場では現在、過半数のタイトルが中国製または韓国製となっており、売上高の60%を中韓企業が占め、台湾企業は10~12%にとどまっている。苦戦が続く台湾のゲーム業界では、茂為欧買尬数位科技(マクロウェルOMGデジタル・エンターテインメント)や伝奇網路遊戯(X-レジェンド・エンターテインメント)など、人員整理の実施が相次いで伝えられている。13日付工商時報が報じた。
伝奇網路遊戯は携帯電話向け市場への参入が2年前と比較的遅かったこともあり、厳しい経営状況が続いており、今年これまでに従業員200人を削減した。周俊男総経理は、「ゲーム機用作品を手掛けるには100人が必要だったが、携帯電話用は50人で十分」と指摘。このため美術関連要員を主に削減したと説明した。
また、主にゲームの代理運営を手掛けるマクロウェルも近年赤字が続いており、ゲーム部門の従業員を昨年の160人から50人まで大幅に削減した。来年はさらに削減を進め、現在運営している四つのプラットフォームを一つに統合する方針だ。
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