ニュース 農林水産 作成日:2018年12月13日_記事番号:T00080947
アフリカ豚コレラの感染拡大が懸念される中、行政院農業委員会(農委会)は12日、肉製品の通販による輸入や手荷物での持ち込みは禁止されていることを呼び掛ける一斉メッセージを、携帯電話の全利用者に発信した。13日付聯合報が伝えた。
発信された一斉メッセージ。中国ではアフリカ豚コレラが拡大しており、台湾に持ち込まれるリスクも高まっている(12日=中央社)
アフリカ豚コレラウイルスの遺伝子を含む肉製品が台湾の空港に到着した旅行者の手荷物から見つかった事態を受けた措置で、動植物検疫情報で一斉メッセージが発信されたのは初めてだ。
農委会によると、中国の重慶から帰った台湾人、ハルビンから入境した中国人の手荷物から押収した肉製品よりアフリカ豚コレラウイルスの遺伝子が検出され、それぞれ罰金1万5,000台湾元(約5万5,000円)の処分が下された。
立法院は先ごろ、動物伝染病防治条例改正案を可決し、輸入が禁止された肉製品を持ち込んだ場合の罰金をこれまでの3,000~1万5,000元から1万~100万元に引き上げることを決めた。総統の公布を経て14日から施行される。一斉メッセージにも罰金が最高で100万元であることが明記された。
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