ニュース 政治 作成日:2018年12月13日_記事番号:T00080948
有名パン職人の呉宝春氏が、上海進出に当たり「自分は中国人だ」との声明を発表したことが波紋を呼んでいる問題で、中国国務院台湾事務弁公室(国台弁)の馬暁光報道官は12日の定例会見で、呉氏に対する批判は政治的迫害だと批判した。13日付中国時報が伝えた。
馬報道官は事件について、中国のネットユーザーが引き起こしたものではなく、呉氏の昔の発言が特定のメディアに歪曲されたものとの見方も示した(12日=中央社)
馬報道官は「両岸(中台)同胞は同じ血統の一家族であり、台湾人も中国人で、『1992年の共通認識(92共識)』は両岸関係の基礎だ」とした上で、「呉氏の声明は正確な認識と正常な感情を表明したものだ。緑(民進党)陣営の政治家や台湾独立勢力が呉氏を狂ったように取り囲んで攻撃することこそ政治的な歪曲(わいきょく)、政治的迫害だ」と非難した。
馬報道官は続けて「今回の事件は経済民生、両岸関係の改善を対する台湾民衆の差し迫った要求について、民進党が全く反省していないことを改めて示すものだ」と評した。
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