ニュース 社会 作成日:2018年12月13日_記事番号:T00080952
グーグルは12日、2018年に台湾域内での検索が大きく増えた「急上昇ワード」のランキングを発表。総合1位となった「世足賽(サッカーワールドカップ)」など今年メディアをにぎわせたキーワードや人名が並んだ。
総合ランキングでは1位の「世足賽」のほか、「運彩(スポーツくじ)」が4位、試合中継の放映権を獲得したスポーツ専門チャンネル「愛爾達(愛爾達電視、ELTA)」が9位とワールドカップ関連のワードが3件入り、台湾でのサッカー熱の高まりをうかがわせた。
このほか2位の「延禧攻略」、6位の「如懿伝」と中国の宮廷ドラマのタイトルが2件ランクインし、5位の「中選会(中央選挙委員会)」、7位の「公投(住民投票)」、8位の「韓国瑜(次期高雄市長)」、10位の「開票」と、選挙関連が4件ランクイン。インターネット上では今年、▽ワールドカップ▽中国ドラマ▽統一地方選──が話題の中心だったことがうかがえた。
なお「人物」ランキングでは、11月の高雄市長選で旋風を巻き起こした韓国瑜氏(国民党)が人物(総合)と人物(政治家)の2部門でトップとなった。また両部門とも台北市長選で再選を果たした柯文哲氏(無所属)が2位、高雄市長選で韓氏に敗れた陳其邁氏(民進党)が3位に入った。
検索結果からは、今年の台湾の「パーソン・オブ・ザ・イヤー」は韓国瑜氏(中)ということになるだろう(中央社)
政治家部門では、4位に台北市長選で柯氏に僅差で敗れた丁守中氏(国民党)が入っており、台湾では政治への高い関心が依然として高いこと、および接戦となった台北市と高雄市の市長選に注目が集まった状況が反映された。
このほか「話題」ランキングでは「世足賽」が1位、「九合一選挙・公投(統一地方選挙と住民投票)」が2位となったほか、今年年初に頻発した「地震」が3位、台風のたびに実施の是非が話題となる「台風停班停課(台風による休業・休校)」が4位、ブームとなった日本発のスマートフォンアプリ「旅かえる」が5位にランクインした。
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