ニュース 電子 作成日:2018年12月14日_記事番号:T00080958
トッパングループの中小型液晶パネルメーカー、凌巨科技(ジャイアントプラス・テクノロジー)は13日、消費者向け製品用パネルモジュールを手掛ける中国子会社の昆山凌達光電科技(KGP)の全株式を昆山嘉航資産管理に売却すると発表した。来年第2四半期に取引を完了する。暫定売却価格は4億1,000万人民元(約67億7,000万円)で、売却益は証券会社の見積もりで6億台湾元(約22億円)。14日付工商時報などが報じた。
凌巨科技の的場昭光総経理(中)が売却を発表した(13日=中央社)
昆山凌達光電は消費者向け製品用のパネルモジュールメーカー。昨年は1,860万人民元の赤字だった。
ジャイアントプラスは売却理由について、中小型パネル市場の競争が厳しい中、消費者向け製品市場から撤退して、付加価値の高い産業用や車載用市場に集中し、カスタマイズとトータルサービスを提供すると説明した。昆山凌達光電の生産能力の多くは、既にグループの昆山和霖光電高科(KGO)に移転済みのため、ジャイアントプラスの業務に影響は出ないという。
昆山和霖光電高科のモジュール月産能力は210万枚、深圳旭茂光電技術(SGO)のモジュール月産能力は200万枚、台湾の頭份工場(苗栗県)の月産能力は20万枚。
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