ニュース 政治 作成日:2018年12月14日_記事番号:T00080973
蔡英文総統と柯文哲台北市長は13日台北市内で会談し、柯市長は建設が遅れている台北文化体育園区(通称・台北ドーム)の問題などについて、中央政府の支援を求めた。蔡総統はこれに対し、行政院による支援を約束した。14日付中国時報が伝えた。
蔡総統(右)と柯市長(左)。蔡総統は総統選に向けて柯市長の支持がほしいところだが、2人はあまり視線を合わせなかった(13日=中央社)
蔡総統と柯市長は同日、台北駅前の再開発計画である「西区ゲートウエー計画」に関する報告を聞き、北門広場周辺を視察した上で、台北郵局内で会談した。
台北ドームについて、柯市長は「歴史的背景が生んだものだが、台湾は法治国家であり、撤去も容易ではない。解決には国父紀念館への避難路確保や後方に道路空間を設けることが必要だ。いずれも文化部の支援が必要になる」と述べ、中央政府に協力を求めた。
柯市長はまた、社子島の治水計画に関する協議が当初予定の10月から遅れているとして、経済部に迅速な対応を求めるよう蔡総統に求めた。
ただ、双方とも政治問題には触れず、柯市長は「2020年総統選で蔡英文総統の再選を支持するか」との質問を「そうした問題には答えない」と突っぱねた。
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