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プロディスク、資産の仮差し押さえ解除


ニュース 電子 作成日:2008年6月12日_記事番号:T00008098

プロディスク、資産の仮差し押さえ解除

 
 CD-R(データを1回だけ書き込み可能なCD)の特許使用権をめぐり、蘭フィリップスの申し立てを受けた板橋地裁がディスクメーカーの精碟科技(プロディスク・テクノロジー)の工場(台北県新荘市)などに対する仮差し押さえを執行した問題で、双方が交渉を進めた結果、フィリップスは申し立てを取り下げ、プロディスクは11日、裁判所から仮差し押さえの取り消し通知を受けた。12日付工商時報が伝えた。

 フィリップスは事実関係を認めたが、機密保持で合意しているため、詳細は明らかにできないとした。プロディスクも仮差し押さえが解除されたことを明らかにした上で、「現在の財務状況と経営は正常だ」と強調した。

 フィリップスは仮差し押さえの取り下げ後も権利金をめぐる和解交渉を継続する。フィリップスは中環集団(CMCマグネティクス)、錸徳科技(ライテック)とも同様の交渉を続けている。