ニュース 電子 作成日:2018年12月17日_記事番号:T00080981
米中貿易戦争やインテルのCPU(中央演算処理装置)供給不足などによりDRAMの需要が減少する中、業界関係者は、第4四半期のDRAM価格下落幅は10%と予想以上に拡大していると明らかにした。来年第1四半期は価格下落幅がさらに拡大する見通しで、価格下落が緩和するのは来年第2四半期半ば以降と予想した。17日付経済日報が報じた。
販売業者は、中国に進出する川下メーカーの多くが関税の引き上げに備えて東南アジアや台湾に生産を移管しており、新たな生産体制が確立するまでDRAMの在庫消化を優先していると説明。また、インテルのCPU供給不足が予想以上に深刻なこと、およびアップルのiPhoneを含むスマートフォンの販売不振で、パソコン、スマホ向けDRAMの需要が減少していると指摘した。
一方、メモリー業者は、今後は人工知能(AI)、第5世代移動通信(5G)向けでDRAMとNAND型フラッシュメモリーの需要拡大が期待できるとの見通しを示した。
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