ニュース 商業・サービス 作成日:2018年12月17日_記事番号:T00080996
ハーブティー店「王老吉涼水舗」で従業員に10月から給与支払いが遅れ、商品の原材料の供給も不足するなど、経営危機に直面していることが判明した。台北市政府労働局は17日にも状況を把握する構えだ。同日付蘋果日報が伝えた。
「王老吉涼水舗」は広東式のハーブティーブランド「王老吉」のブランド使用権を昨年取得した「王老吉茶館」が出店しているもので、台北駅前の南陽街をはじめ、台中、高雄、宜蘭、桃園などに7店舗がある。従業員数は合計90人。
男性従業員は同紙に対し「10月の段階で給与の未払いが起き、支給日を先延ばしの上、2回に分けて受け取った。各店舗では原材料の供給不足が生じており、茶葉もない状態だ。店舗オーナーから賃料の催促電話がかかってきている」と話した。
同紙は台北市基隆路の本部に取材を試みたが、閉まっていた。業界関係者は、王老吉の味が台湾人の好みには合わない点などが経営不振の原因だと推定した。
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