ニュース 社会 作成日:2018年12月17日_記事番号:T00081002
ジャイアントパンダを飼育している台北市立動物園はこれまで毎年、中国で開かれる定例の交流行事「ジャイアントパンダ繁殖生育技術委員会」に代表を派遣していたが、今年は11月の年次会合への出席を拒否されたことが分かった。中台関係の悪化が背景にあると受け止められている。17日付自由時報が伝えた。
大陸委員会(陸委会)の陳明通主任委員(中)は、円仔の幸せのために支援したいと語った(17日=中央社)
台北市立動物園ではジャイアントパンダの「団団(トゥアントゥアン)」と「円円(ユアンユアン)」が10年前から飼育されており、2013年にはメスの「円仔(ユアンザイ)」が誕生した。今後は円仔とペアになるオスのパンダを迎え入れたい構えだったが、政治的な要素で遅れる可能性が出てきた。
台北市立動物園の広報担当者は「会議に出席できなかったことと、円仔のお相手探しは別問題だ」として、さまざまなルートで中国側に働き掛けを続ける考えを示した。
「両岸一家親(両岸は一家族)」というスローガンで中台間の都市交流に意欲を示していた柯文哲台北市長は「専門的問題は専門的に解決すべきだ」とコメントするにとどまった。
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