ニュース 社会 作成日:2018年12月17日_記事番号:T00081003
彰化県鹿港鎮の養鶏場でH5N2亜型高病原性鳥インフルエンザウイルスの感染が確認され、県当局が同養鶏場のニワトリ6,958羽を殺処分するとともに消毒を実施した。同県で鳥インフル感染が確認されたのはこの冬初めて。17日付中国時報が報じた。
鳥インフルの感染確認は、台湾全土でも入冬以来初めてとなった(16日=中央社)
今回、H5N2亜型ウイルスへの感染が確認されたのは、地鶏を飼育する養鶏場。最近毎日4~5羽が死亡していたことから検査を実施したところ、感染が発覚した。
なお地鶏は、一般のニワトリやカモのように一度に大量に出荷するのではなく、短くても5~7日、長ければ2~3週間をかけて出荷を行う。養鶏場にトラックが頻繁に出入りすることから、いったんウイルスに感染すれば大規模なまん延を招く恐れがあるという。行政院農業委員会(農委会)は今年、地鶏養鶏場に対する調査を厳格化しており、彰化県では毎月、大手養鶏場10カ所に対する抜き打ち調査が義務付けられている。
彰化県動物防疫所の董孟治所長によると、同県では2015年に初めてH5N2亜型ウイルスへの感染が確認された後、毎年のように流行期の秋~冬に、採卵鶏やカモへの感染例が報告されており、当局では警戒を強めている。
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