ニュース 電子 作成日:2018年12月18日_記事番号:T00081012
スマートフォン大手、宏達国際電子(HTC)の陳柏諭台湾区総経理は17日、来年上半期はスマホ旗艦機種を発売しない方針だと明かした。上半期に旗艦機種を発売しないのは、同社のスマホブランド創設以来初めて。18日付工商時報が報じた。
「Desire 12s」。前面カメラも1,300万画素で、きれいな自撮りが可能とアピールしている(同社フェイスブックより)
通信キャリア各社が今年5月に実施した月額料金499台湾元(約1,830円)の第4世代移動通信(4G)データ通信使い放題プランのキャンペーンが好評で、携帯電話本体とのセットプラン契約が減少し、本体価格2万元以上のハイエンド機種の販売が不調となり、来年もこの状況が続くと予測しているためだ。
来年上半期はミドル~ハイエンド機種、特に5,000~1万5,000元の価格帯に注力する。来年下半期に旗艦機種を発売するかについて陳台湾区総経理は、検討中と述べた。
同社は同日、ロー~ミドルエンドの5.7インチスマホ新機種「Desire 12s」を発表した。背面・前面カメラが共に1,300万画素で、指紋認証機能搭載、デュアルSIM待ち受け対応。3ギガバイト(GB)/32GBモデルが5,990元、4GB/64GBモデルが6,990元。来年1月中旬に発売予定だ。
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