ニュース 電子 作成日:2018年12月18日_記事番号:T00081013
情報通信機器販売大手、神脳国際企業(セナオ・インターナショナル)の邱致忠・通訊事業部総経理は、台湾での今年の携帯電話販売台数は630万~650万台と、前年の750万台から100万台以上減少すると予測を示した。来年も630万台前後にとどまると予測した。18日付工商時報が報じた。
背景には、三大通信キャリアが5月に実施した月額499台湾元(約1,830円)の第4世代移動通信(4G)データ通信使い放題プランのキャンペーンが好評で、携帯電話本体とのセットプラン契約が減少したことがある。
また、邱・通訊事業部総経理は、情報通信機器販売業者の今年の売上高は前年比1割以上減少し、来年も楽観視できないと語った。▽従来は月額1,399元や999元が中心だった4G使い放題プランの契約単価が大幅に下落し、通信キャリアから支払われる販売コミッションが減少した▽通信プランの契約期間が24~30カ月と、従来の18カ月より長くなり、携帯電話の買い替え時期も延期された▽アップルのスマートフォンiPhone新機種の価格が高過ぎ、消費者の購買意欲が減退した──などを理由に挙げた。
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