ニュース 自動車・二輪車 作成日:2018年12月18日_記事番号:T00081014
科技部が所管する国家実験研究院(国研院)は17日、宏碁(エイサー)と自動運転車に関する提携合意書に署名を行った。エイサーは今後、台湾高速鉄路(高鉄)台南駅周辺に科技部が開発中のエコ産業の集積地「沙崙智慧緑能科学城(沙崙スマート・グリーンエネルギー・サイエンスシティー)」内に設置される自動運転車の試験場で、「スマートカー」の走行テストを実施する予定だ。18日付工商時報が報じた。
左から、陳良基科技部長、国研院の王永和院長、エイサー価値創造センターの林燕祺総処長、エイサー創業者の施振栄(スタン・シー)氏(国研院リリースより)
立法院で11月末、無人輸送手段に関する実験を促進するための新法「無人載具科技創新実験条例」が可決され、オープンな道路での自動運転車のテスト走行が可能となった。ただ路上で自動運転車を走行させるには、事前に閉じた空間でテストを実施し、安全対策を確立する必要がある。
このため科技部と国研院は沙崙智慧緑能科学城に台湾初の自動運転車の試験場を整備し、閉じた空間における民間企業のテスト用に開放する計画で、来年第1四半期の運用開始を予定しており、エイサーが最初の利用企業となる見通しだ。
なおエイサーは今年9月、裕隆集団と共同開発した自動運転のコンセプトカーを発表している。
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