ニュース その他製造 作成日:2018年12月18日_記事番号:T00081015
タイヤ大手の建大工業(ケンダ・ラバー、KENDA)傘下の建大環宇(中国)投資(KGCI)は17日、天津工場の乗用車用タイヤの生産能力拡大と、トラック・バス用ラジアルタイヤ(TBR)工場の建設に1億米ドルを投資する計画を発表した。18日付工商時報が報じた。
証券会社は、天津工場の乗用車用タイヤの日産能力は現在の5,000~6,000本から来年7,000本以上に拡大すると予想した。TBR工場の生産能力は計画中という。
この他、ケンダの楊銀明総裁は、ベトナム第2工場で建設中の農業、産業用タイヤ工場の工場棟が今月完成する予定で、深圳工場(中国広東省)の農業、産業用タイヤ生産能力を来年移管すると明らかにした。深圳工場の自転車、バイク用タイヤの生産は天津工場、昆山工場に移管する。
ベトナム第2工場は現在、自社ブランド「Kenda」の乗用車、小型トラック用タイヤなどを生産しているが、米中貿易戦争を受け、今後は欧米企業からの受託生産も手掛ける。ケンダは、欧米の5~6社から乗用車用タイヤの委託生産を受注しており、来年出荷する予定だと説明した。
証券会社は、ベトナム第2工場の日産能力は現在約1,000本だが、来年は約5,000本、将来的に2万5,000本まで拡大すると予想した。
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