ニュース 医薬 作成日:2018年12月18日_記事番号:T00081016
電子機器受託生産大手、緯創資通(ウィストロン)は17日、馬偕紀念医院と提携し、ビッグデータ分析や人工知能(AI)技術を導入したスマート型の血液透析ソリューションの開発に成功したと発表した。18日付工商時報が報じた。
ウィストロンは、傘下で医療向け情報システムを手掛ける馬雅資訊(マヤマイナー)や緯創医学科技(ウィストロン・メディカル・テクノロジー)のリソースを結集し、馬偕紀念医院・血液透析センターと3年以上にわたり共同で臨床試験を進め、血液透析の合併症や患者の不調に対する提言を行うソリューションを開発。提言の精度は90%以上。医療の品質と安全の改善につながる他、医療コスト、リソースの管理にも効果を発揮するという。
なお馬雅資訊は台湾の医療向けIT(情報技術)企業として初めて衛生福利部食品薬物管理署(TFDA)の医療機器のネットワーク設備に関する2級認証を取得。▽呼吸器系▽血液透析▽麻酔管理システム▽健康管理センター▽看護情報システム(NIS)──分野の製品を主に手掛けている。今年の売上高は1億台湾元(約3億6,600万円)を突破する見通しだ。昨年は3,000万元だった。
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