ニュース 自動車・二輪車 作成日:2018年12月19日_記事番号:T00081038
バイク大手、三陽工業(SYM)と台湾中油(CPC)は18日、11月に発表した電動バイクの共同開発について、提携の覚書(MOU)を交わした。CPCは来年6月に独自開発した電動バイク用バッテリーを発売する予定で、SYMがその後、同バッテリーに対応する次世代電動バイクを市場に投入する。バイクの設計、製造、販売はSYMが手掛け、CPCはバッテリー技術とバッテリー充電・交換拠点としてガソリンスタンド(GS)を提供する。19日付蘋果日報が報じた。
SYMの呉董事長(左)とCPCの戴謙董事長がMOUを交わした(CPCリリースより)
SYMの呉清源董事長はCPCとの提携理由について▽バッテリー充電・交換の利便性▽CPCの収益力の高さ▽CPCの研究開発(R&D)人材の豊富さ▽公営企業のCPCと提携することで政府からの支援が見込める──などの点を挙げた。
CPCは現在、全土約2,000カ所にGSを展開しており、3年以内に1,000カ所以上で電動バイク用バッテリー充電・交換サービスを提供する予定だ。
呉董事長はまた、「来年、当社の次世代製品が発売されれば、台湾の電動バイク市場に再編の波が起きる」と語り、現在最大手の睿能創意(Gogoro台湾)、独自ソリューション「Ionex(アイオネックス)」の光陽工業(KYMCO、キムコ)への対抗姿勢を示した。
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