ニュース その他製造 作成日:2018年12月19日_記事番号:T00081039
ロイター通信の報道によると、欧州委員会(EC)は中国から輸入される電動アシスト自転車に対する反ダンピング(不当廉売、AD)税、および中国政府の補助金に対する相殺関税として、18.8~79.3%の関税を課すことを決定した。来年1月18日から適用される。台湾の自転車大手、巨大機械工業(ジャイアント・マニュファクチャリング)には24.8%の関税が課されるようだ。19日付工商時報が報じた。
ジャイアントは、中国の工場で生産するハイエンド電動アシスト自転車の一部を既に台中市の大甲工場に移管しており、同工場の生産ラインを増設すると表明した。また、欧州向けにはオランダ工場からも供給できる他、ハンガリーでも工場建設を急いでおり、来年下半期に稼働すると説明した。
欧州自転車製造業者組合(EBMA)の統計によると、中国から欧州への電動アシスト自転車の輸出台数は2016年に43万台以上と前年比40%増加、17年に80万台と86%増加した。今年は200万台への倍増が予想されている。
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