ニュース 運輸 作成日:2018年12月19日_記事番号:T00081046
台湾鉄路(台鉄)による都市間路線用車両600両、442億9,000万台湾元(約1,620億円)規模の調達案件は、日立製作所とスイスのシュタッドラー・レールの2社による争いとなっていたが、先週14日に開かれた選考委員会で、日立の評価がシュタッドラーを上回った。局長決裁と、年末か来年1月に行われる台湾銀行採購部による落札決定を経て契約に至る見通しで、早ければ2021年に最初の2編成24両が営業運転を開始する。19日付自由時報が報じた。
ある選考委員は、両社は共に評価が高かったが、日立の車両の安定性を好感する委員もあり、最終的に日立が僅差で選ばれたと語った。過去の例では、大きな問題がない限り選考委員会の決定が尊重されてきたという。
台鉄は10年間で予算939億元を投じ車両1,282両を調達する計画を立てており、このうち通勤用車両520両については、既に253億4,330万元で韓国の現代ロテムから調達することが決まっている。20年半ばより路線に投入される見通しだ。
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