ニュース 運輸 作成日:2018年12月19日_記事番号:T00081047
中国の配車アプリ最大手、「滴滴出行」(DiDi)がこのほど、台湾でのタクシー配車サービス「滴滴計程車」の提供を中止したことが明らかとなった。これについて同アプリを展開する楽迪科技から業務委託を受ける台湾の広告会社は、「香港、マカオ、台湾に関するサービス調整のため、滴滴計程車の提供を12月初めに一時停止した」とコメントした。19日付自由時報が報じた。
「滴滴出行」は今年1月に台湾に進出。当初は地場のタクシー会社との提携による「滴滴計程車」と相乗りサービス「滴滴順風車」を提供していたが、「滴滴順風車」は交通部により違法な白タク行為に当たると指摘され、4月にサービスを停止した。
「滴滴計程車」についても現在、アプリのトップページに「サービス調整中」との表示が出て、利用できない状態となっている。自由時報の記者がカスタマーセンターに問い合わせたところ、「システムの保守、調整のため台湾でのサービスを一時停止している」との説明がなされたという。ただユーザーが台湾で登録したアカウントを使用して中国、香港、日本、オーストラリアなどでサービスを利用することは可能だという。
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