ワイズコンサルティング・グループ

HOME サービス紹介 コラム グループ概要 採用情報 お問い合わせ 日本人にPR

コンサルティング リサーチ セミナー 経済ニュース 労務顧問 IT 飲食店情報

友達と奇美、下半期のパネル景気を楽観視


ニュース 電子 作成日:2008年6月12日_記事番号:T00008105

友達と奇美、下半期のパネル景気を楽観視

 
 最近パネル価格の下落などの懸念からパネルメーカーの株価下落が続いているが、友達光電(AUO)の陳来助総経理は11日、ハイシーズンに入る下半期の動向について「盛り上がるのは確かで、盛り上がりの程度が問題だ」という見解を示した。奇美電子(CMO)の何昭陽総経理も「テレビパネルの出荷、2,000万枚という目標を修正する考えはない」と強気の姿勢で、共に下半期の動向を楽観視している。12日付蘋果日報が報じた。

 下半期のパネル価格について陳総経理は、テレビなどのコンシューマ向け製品は下落傾向が続くとの見方だ。一方IT(情報技術)パネルについては、テレビパネルの出荷が予想通りの伸びを見せれば、ITパネルのオファー価格上昇につながるとしている。

 また、低価格ノート型パソコンの今年の出荷台数について、陳総経理は全体で1,000万~1,500万台という予測を示した。現在友達の同製品向けパネルのシェアは50%を超えており、供給が需要に追い付いていない状態だという。