ニュース 農林水産 作成日:2018年12月19日_記事番号:T00081051
アフリカ豚コレラの感染発生地域からの肉製品持ち込みに対する罰金が18日、初犯で20万台湾元(約73万円)に、再犯で100万元に引き上げられ、違反者2人に適用された。19日付蘋果日報が報じた。
摘発された女性は、新規定を理解していなかったと語った(18日=中央社)
摘発されたのは、いずれも中国から桃園国際空港に戻った中国出身の妻で、このうち1人は福州から豚肉ジャーキー15枚入りのパッケージを、もう1人は西安からソーセージ2パックを持ち込もうとした。2人は罰金額の高さに驚き、「もう少し少なくできないのか」「重過ぎる。あり得ない」などと口々に訴えた。
行政院は同日、アフリカ豚コレラ中央災害対策センターの設置を宣言。蔡英文総統も防疫の重要性を訴える談話を発表し、「魯肉飯(滷肉飯)を守ろう」と呼び掛けた。その上で、アフリカ豚コレラが台湾に広がった場合の予想損害額は、1990年代後半に口蹄(こうてい)疫が発生した際の1,700億元を上回るとの見通しを示した。
蔡総統は中国政府に対し、アフリカ豚コレラの被害状況を隠さず、台湾の防疫当局に通報するよう呼び掛けた(18日=中央社)
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