ニュース 政治 作成日:2018年12月19日_記事番号:T00081056
中国の習近平国家主席は18日、改革開放40周年祝賀大会で中台関係に触れ、「両岸(中台)関係発展の主導権をしっかりと握った」と発言し、中国が中台関係で優位に立ったことへの自信感を誇示した。19日付聯合報が伝えた。
改革開放40年で中国は世界の強国となった。習主席の発言からは、台湾の統一地方選での民進党惨敗に自信を深めたことがうかがえる(18日=中央社)
習主席は同日、中国の改革開放の歴史的意義について、1万字を超える分量の演説を行った。中台関係に触れた部分は一部だったが、習主席が「両岸関係の主導権を握った」と公の場で発言したのは初めてだ。
習主席は「一つの中国の原則と1992年の共通認識(92共識)を堅持するとともに、両岸の経済文化交流協力を強化。両岸関係の平和的発展を目指し、台湾独立分裂勢力に反対し抑え込み、両岸関係発展の主導権と主動権(能動的権利)をしっかり握った」と発言した。
これに対し大陸委員会(陸委会)は「中国大陸は現実を直視し、中華民国と民主自由体制を守ることへの台湾の民意に現実的に対処すべきだ」とコメントした。
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