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半導体封止・検査のシガード、19年設備投資6割減へ


ニュース 電子 作成日:2018年12月20日_記事番号:T00081066

半導体封止・検査のシガード、19年設備投資6割減へ

 半導体パッケージング・テスティング(封止・検査)、矽格(シガード・マイクロエレクトロニクス)は19日の董事会で、来年の設備投資約11億台湾元(約40億円)を承認した。今年の32億8,000万元に比べ、60%以上の減少となる。旧式設備更新や生産能力拡充に用いる計画だ。20日付経済日報が報じた。

 シガードは、世界的な先行き不透明感から、慎重な設備投資予算と説明した。ただ、今回承認した予算額は、本年度開始時の予算10億9,000万元と大差ないと強調した。シガードは今年、台星科(ウィンステック・セミコンダクター)の買収関連で設備投資が増加した。

 シガードは先日、米中貿易戦争、市場の在庫調整、ブロックチェーン向け受注の急変に懸念を示していた。状況が好転すれば、設備投資の拡大もあり得る。

 シガードは、台星科や誠遠科技(テスト・サーブ)買収により、来年の連結売上高は100億元を超える見通しだ。今年1~11月の売上高は88億4,800万元と、前年同期比45.21%増だった。