ニュース 電子 作成日:2018年12月20日_記事番号:T00081068
電子機器受託生産大手、和碩聯合科技(ペガトロン)の童子賢董事長は19日、インドネシアのバタム島で生産を行うとの観測を認め、現地の自動化表面実装(SMT)業者に委託し、来年上半期にも生産を開始すると説明した。童董事長は、ペガトロンの投資は限定的で、大規模な生産移転は行わないが、東南アジア生産の試金石としたいと述べた。同社はベトナムでも同様の方式で生産を行う考えだ。20日付工商時報などが報じた。
童董事長は、台湾政府のUターン投資優遇措置に歓迎の意を示した(19日=中央社)
童董事長はまた、米中貿易戦争の同社への影響は大きくないと説明。ただ、仮に売上高の1~4%程度でも金額は大きくなるため、新北市新店区、新竹県竹北市、桃園市大渓区に購入した土地で高付加価値製品を生産する他、米中貿易摩擦や中国の人件費上昇への対策として、インドネシアとベトナムで生産委託を行うと述べた。
なお、インドネシアとベトナムでの生産委託による売上高への影響は1~3%にとどまる見通しだ。
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