ニュース 電子 作成日:2018年12月20日_記事番号:T00081069
文化部の李連権次長は19日、通信キャリア大手、中華電信が台湾初となるオーバー・ザ・トップ(OTT、インターネット経由による動画配信)事業の「国家チーム」設立構想に着手したと明らかにした。20日付工商時報が報じた。
MODユーザー200万人を祝う記者会見で鄭董事長は、優れた映像の提供によって台湾のオーディオビジュアル(AV)産業を引き続き前進させたいと語った(19日=中央社)
「OTT国家チーム」構想は、中華電信、文化部、国家発展委員会(国発会)が共同で台湾の映画、ドラマなどの映像コンテンツの制作に投資し、中華電信が主導する形で、制作した映像コンテンツを世界的なOTT業者であるネットフリックスのサービスなどを通じて世界に発信しようというものだ。
中華電信の鄭優董事長は、同社が「OTT国家チーム」構想の推進役に最もふさわしいと考えているが、同社のマルチメディア・オンデマンド(MOD)事業は依然赤字であるため、財務状況を見ながら慎重に投資していくと表明した。中華電信のMODサービスのユーザー数は200万件以上だ。
鄭董事長はこの他、ネットフリックスとの契約締結を明らかにした。来年の春節(旧正月、2019年は2月5日)までにネットフリックス自社制作のドラマや映画を中華電信のMODサービスで視聴可能になるという。
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