ニュース 電子 作成日:2018年12月20日_記事番号:T00081070
通信キャリア大手、台湾大哥大(台湾モバイル)は19日、第5世代移動通信システム(5G)分野での協力について工業技術研究院(工研院、ITRI)と提携の覚書(MOU)を交わした。両者は今後、超高速大容量通信、低遅延といった5Gの強みを生かし、IIoT(産業用モノのインターネット)、AIoT(人工知能、モノのインターネット)など新たな分野での商機獲得を目指す。20日付経済日報が報じた。
台湾大哥大は工研院と協力して新荘体育場野球場(新荘球場、新北市新荘区)に5G実験ネットワークを構築し、台湾の通信キャリアとして初めて「遅延ゼロ」かつ「超高速」な5G通信環境を実現する見通しだ。
具体的には新荘球場の試合の様子をパノラマ撮影で中継し、野球ファンがバーチャルリアリティー(VR)装置を通じて自宅に居ながら球場で観戦しているような気分を味わえるようにする予定だ。
この他、来年第2四半期には5G小型基地局を設置し、既存の第4世代移動通信システム(4G)ネットワークと組み合わせたモバイルブロードバンドサービスの提供を開始。同年第3四半期には5G環境下におけるIIoT、AIoT関連のテストを実施する計画だ。
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