ニュース 金融 作成日:2018年12月20日_記事番号:T00081079
金融監督管理委員会(金管会)が19日発表した統計によると、台湾の銀行の対中エクスポージャーは今年9月末時点で1兆8,200億台湾元(約6兆6,000億円)となり、年初来の増加額が889億元にとどまった一方、東南アジアなど新南向政策対象国に対するエクスポージャーは9月末時点で1兆5,000億元、年初来の増加額は2,490億元となり、対中国の約2.8倍に達した。金管会が銀行の対中リスク管理を強化したためだ。20日付工商時報などが報じた。
台湾の銀行は中国に子行(現地法人)5行、分行(地域本部)23行を含む74カ所の拠点を持ち、中国拠点の今年1~10月の純利益は31億8,000万元だった。
一方、新南向政策対象国には子会社や支店など計215拠点を持ち、今年1~9月の税引き前利益は63億4,000万元だった。
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