19日夕方、台北都市交通システム（ＭＲＴ）板南線の車内で、突然ステーキナイフを取り出して踊り、ライターであぶった男が、警察に秩序妨害罪で検挙され、保釈金３万台湾元（約11万円）で保釈された。自由時報電子版が20日報じた。
男は28歳の無職。19日午後５時ごろ、板南線の南港展覧館駅方面行きの車両に乗り、板橋駅付近で突然リュックサックからステーキナイフを取り出して踊り、続いてライターで焼いた。驚いた他の乗客が警察に通報して検挙されたが、男はその際「ナイフの切れをよくしようと思っただけなのに、いけないのか」と話したという。
男の家族によると、男はそううつ病の病歴があるという。
