ニュース 建設 作成日:2018年12月22日_記事番号:T00081119
ノートパソコンメーカー、藍天電脳(クレボ)は台湾、日本、中国に所有する37棟、市場価値にして総額875億台湾元(約3,160億円)の不動産物件のうち、日本と中国の物件を売却し、今後2年で売却益230億元を見込む。22日付工商時報が報じた。
クレボは日本で不動産価格が低迷していた2014年下半期、東京の中心部にマンション、オフィスビル3棟を購入。これら物件は以降、平均96%を超える入居率を維持しており、同社に毎年7,000万~8,000万元余りの収益をもたらした。今後は20年の東京五輪開催効果による不動産価格上昇を見込んでおり、来年にも135億円以上で売却する計画だ。
これに加えクレボは来年、北京に所有する商業ビルを7億~9億人民元(約113億~145億円)で売却する他、中国で展開する情報家電量販店、百脳匯(バイナウ)のうち、業績の悪いハルビン市や青島市、淄博市の店舗を売却することで、総額89億5,000万元の利益を見込む。
さらに21年も▽大慶▽北京▽南昌▽蘇州▽恵州▽錦州──といった中国に所有する商用不動産の売却を進め、133億2,500万元の利益を目指す。
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