ニュース 金融 作成日:2018年12月22日_記事番号:T00081126
中央銀行(中銀)が21日発表した統計によると、11月の住宅ローン貸付残高は前年同月比5%増の6兆9,414億台湾元(約25兆円)、建築融資残高は7%増の1兆8,320億元といずれも過去最高を更新した。建築融資残高の年成長率は過去4年で最高となった。22日付経済日報が報じた。
中銀関係者は住宅ローン貸付残高が過去最高を更新した要因として、▽住宅購入シーズン▽銀行の年度目標達成に向けた営業強化▽11月に完成した住宅のローン入金──を挙げた。建築融資残高が大幅に増加した要因としては、反動増と建設会社が土地購入用の借り入れを増やしたためと説明した。
米中貿易戦争の影響で中国に進出する台商(台湾系企業)が台湾へのUターン投資を行い、融資需要が増加したのかについて、中銀関係者は、住宅、事業用不動産を問わず関連の需要はまだ見られず、早くても来年以降になるとの見方を示した。
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