ニュース 運輸 作成日:2018年12月22日_記事番号:T00081129
電動バス(EVバス)大手、華徳動能科技(RAC EV)が工業技術研究院(工研院、ITRI)などと共同開発した初の台湾製無人中型バス「M-BUS」が22日、台中市の水湳生態経貿園区で一般市民が試乗できる試験運行を開始した。同市で開催中の台中世界花卉博覧会(台中フローラ世界博覧会、台中花博)に合わせた試験運行だ。試乗期間は1カ月。同日付経済日報が報じた。
華徳動能などが開発したM-BUS(右)と豊栄客運などのG-BUSが試験運行する(台中市政府リリースより)
華徳動能の無人中型バスは親会社である車王電子(モービルトロン・エレクトロニクス)が開発したIoV(車のインターネット)技術を採用しており、運行管理センターで車内のモニタリングや乗客との相互通話が可能だ。
車王電子の余正雄・総経理室協理は、華徳動能の無人中型バスは▽半閉鎖型の園区▽バス専用レーン▽学校の敷地▽テーマパーク──などでの運行が可能で、▽中部科学工業園区(中科)▽台中工業区▽東海大学──などでの試験運行も計画していると明らかにした。
華徳動能は2年後に無人中型バスの量産を目指している。
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