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公務員に対する金品授受、500元以下に制限


ニュース その他分野 作成日:2008年6月13日_記事番号:T00008114

公務員に対する金品授受、500元以下に制限

 
 行政院は12日、公務員が飲食接待を受けたり、金品を受け取ったりする場合の基準を定めた「公務員廉政倫理規範(汚職防止倫理規範)」の草案を閣議決定した。馬英九政権の汚職撲滅策の一環として、8月1日から実施される。対象は中央官庁、地方政府の職員、公立病院の医師、教師など60万人。

 13日付工商時報によると、公務員が利害関係がある関係先から金品を受け取ることは原則的に禁止されるが、儀礼上必要な場合などに市価で500台湾元(約1,800円、複数から同時に贈られる場合には1,000元)までの範囲に限り、金品を受け取ることが認められる。結婚祝いなど祝儀は社会通念上の基準として3,000元を超えてはならないとした。 

 また、公務員が講演などを行った場合の報酬は1時間5,000元を超えてはならず、原稿料については1,000字当たり2,000元までと規定された。