ニュース 電子 作成日:2018年12月25日_記事番号:T00081172
通信キャリア大手の中華電信の謝継茂総経理は24日、同社の既存ネットワーク上にノンスタンドアロン(NSA)方式による第5世代移動通信システム(5G)を活用したNB-IoT(ナローバンドIoT)機能を整備したと明らかにした。これは同社のネットワークが既に5Gのモノのインターネット(IoT)機能を備えていることを意味する。25日付工商時報が報じた。
中華電信はIoT分野における革新的な人材の発掘に向けて、初めて「IoTスマートプラットフォーム・コンペティション」を開催した(24日=中央社)
中華電信のIoTプラットフォームは現在、100社を超える企業が利用し、革新的なサービスの開発を目指すプロジェクトが20件以上進められている。同プラットフォームに接続されている末端デバイスは2万~30万台で、来年には2倍以上に増加する見込みだ。
同社は今後、IoTプラットフォームを通じ、台湾の設備メーカーやサービス開発業者、海外のパートナーと共同で新たな製品やサービスを世界に投入したい考えだ。
中華電信傘下、中華電信数拠通信分公司(ハイネット)の林栄賜総経理は、中華電信の今年のIoT事業の売上高は68億台湾元(約243億円)を見込み、来年は20%以上成長し、80億元を突破する可能性があるとの見通しを示した。
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