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メディゲンの細胞治療技術、来年上半期にも認可


ニュース 医薬 作成日:2018年12月25日_記事番号:T00081173

メディゲンの細胞治療技術、来年上半期にも認可

 新薬開発の基亜生物科技(メディゲン・バイオテクノロジー)は24日、ステージ4の末期がん患者を対象とする自己由来細胞治療技術「自体自然殺手細胞(マジセルNK)」の使用認可を衛生福利部(衛福部)に申請したと発表した。早ければ来年上半期にも同技術による治療が認められる見通しだ。25日付経済日報が報じた。

 メディゲンは、義大医療財団法人義大癌治療医院(高雄市)と共同で申請したと説明した。治療対象は▽直腸がん▽肺がん▽乳がん▽肝臓がん▽頭頸部(けいぶ)がん▽前立腺がん▽膵臓(すいぞう)がん──などの患者。

 メディゲンは衛福部の書類審査通過後、細胞培養実験室の審査を受け、同部食品薬物管理署(TFDA、食薬署)から実験室の適合性を認めるGTP認証を取得する必要がある。その後、専門家による実験室の審査を通過すれば、義大癌治療医院での治療計画が認められ、高雄市政府衛生局への届け出完了後、実際に治療が始まる。