ニュース 運輸 作成日:2018年12月25日_記事番号:T00081180
海運大手、陽明海運(ヤンミン・マリン・トランスポート)が今治造船(本社・愛媛県今治市、檜垣幸人社長)から租借する1万4,000TEU(20フィートコンテナ換算)の超大型新造コンテナ船2隻の命名・引き渡し式典が21日、今治造船・西条工場で行われた。「景明輪」、「承明輪」と名付けられた2隻は来年2月に欧州航路に投入される。これにより陽明海運が運用する同クラスのコンテナ船は18隻となり、欧州航路におけるコンテナ1台当たり輸送コストが大幅に低下し、競争力の向上につながる見込みだ。25日付工商時報が報じた。
今治造船から引き渡しを受けた超大型タンカー。8,000TEU船舶に比べ、欧州路線でコンテナ1個当たりの輸送コストが200米ドル低下する(24日=中央社)
陽明海運ではこれまで高賃料で租借していた4,000TEUの船舶12隻および8,000TEUの船舶6隻が今年第4四半期以降に相次いで契約期間満了を迎えており、今後、低賃料の船舶に切り替えることで、コストが大幅に低下することになる。
同社では今年2,800TEUの船舶10隻の新造を発注した他、1万1,000TEUの新造船舶10隻の租借契約を締結。さらに来年にかけて、長期租借契約を結んだ1万4,000TEUクラスの新造コンテナ船20隻の引き渡しを受ける予定だ。
台湾のコンサルティングファーム初のISO27001(情報セキュリティ管理の国際資格)を取得しております。情報を扱うサービスだからこそ、お客様の大切な情報を高い情報管理手法に則りお預かりいたします。
ワイズコンサルティンググループ
威志企管顧問股份有限公司
Y's consulting.co.,ltd
中華民国台北市中正区襄陽路9号8F
TEL:+886-2-2381-9711
FAX:+886-2-2381-9722