ニュース その他製造 作成日:2018年12月26日_記事番号:T00081202
台湾経済研究院(台経院、TIER)が25日発表した11月の製造業の営業気候観測指数は86.01ポイントで、前月を2.44ポイント下回り、2009年3月以降で最低を記録。製造業者の景気見通しの悪化が深刻になっている状況がうかがえた。26日付工商時報が報じた。
11月はサービス業の営業気候観測指数も前月比1.53ポイント低下の90.66ポイントで昨年12月以降で最低となり、建設業も4.25ポイント低下の92.94ポイントと、昨年7月以降の最低となった。
台経院景気預測センターの孫明徳主任は経済状況について、米中貿易戦争による見通しの不確実性、米国の政策金利引き上げによる資金緊縮と米国株下落、欧州における不安定な政治経済情勢がマイナス要因となっていると指摘した。
また中国・華為技術(ファーウェイ・テクノロジーズ)の孟晩舟・最高財務責任者(CFO)がカナダ当局に拘束された事件について、米中ハイテク産業間の争いに発展しているが、来年には為替、投資といった領域に「戦場」が拡大するとの見通しを示した。
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