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自動車ライトの大億交通、三菱・スズキから受注


ニュース その他製造 作成日:2008年6月13日_記事番号:T00008121

自動車ライトの大億交通、三菱・スズキから受注

 
 自動車用照明部品メーカー、大億交通工業製造の呉俊億董事長は12日、三菱自動車とスズキから自動車用ライト計7万個を受注し、下半期から出荷を開始すると語った。同社の出荷全体に対する輸出の割合は、今回の受注で現在の2割から、3割まで上昇する見通しだ。2010年には4割の水準を目標としている。13日付経済日報が報じた。

 呉同社董事長は、技術提携パートナーである小糸製作所(本社・東京都港区、大嶽昌宏代表取締役社長)との関係を深め、海外メーカーのOEM(相手先ブランドによる生産)市場を強化していくと語った。大億交通は米フォード、クライスラーからも受注している。

 大億交通の5月の売上高は、台湾自動車市場の冷え込みから、前年比20%減の2億4,900万台湾元(約8億8,400万円)だった。昨年通年の売上高は前年比3%増の34億800万元、税引前利益は34%増の1億6,500万元だった。利益増は輸出割合を全体の2割まで引き上げたためだと呉董事長は分析している。