ニュース 社会 作成日:2018年12月26日_記事番号:T00081212
団体観光ビザで台湾を訪れたベトナム人のツアー客が23日から相次いで失踪し、総勢153人のうち、25日までに添乗員1人を除く152人の行方が分からなくなった。ベトナム人ツアー客の集団失踪としては前代未聞の規模だ。26日付自由時報が伝えた。
問題のツアー客は、東森旅行社が受け入れたインターナショナル・ホリデーズ・トレーディング・トラベルのツアー4団体。失踪した152人は性別や年齢層がさまざまで、まだ1人も見つかっていない。
東森旅行者は今回の事態について「想定外で驚愕(きょうがく)している」とし、交通部観光局、内政部移民署、外交部領事事務局に速やかに通報したと説明した。
ツアー客は東南アジアからの観光客受け入れ増大を目指したビザ緩和措置(観宏専案)で、団体ビザを取得していた。同専案はインド、インドネシア、ベトナム、ミャンマー、カンボジア、ラオスからの観光客について、5人以上が集まれば、ビザ要件を緩和するものだ。
外交部は今回のツアーを企画した旅行会社が募集し、まだ台湾入りしていない182人のビザを取り消す措置を取った。今後は審査の厳格化について検討していく方針だ。
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