ニュース 公益 作成日:2008年6月13日_記事番号:T00008122
台北市は12日、台北市の天然ガス業者4社に対し、天然ガス1立方メートル(㎥)当たりの小売価格の、4.05台湾元(約14.4円)の値上げを許可した。これに伴い、15.03~16.24元/㎥から19.08元~20.29元/㎥へと、5月28日まで遡って値上げされる。値上げ幅は過去最高の26.9%だ。13日付蘋果日報が報じた。
台湾中油は5月末にガソリン価格とともに天然ガスの卸売価格を3.85元/㎥値上げしていた。
1カ月の天然ガス料金は、4人世帯ならば平均約121元増える計算となる。さらに、大台北区瓦斯の謝栄富総経理は、今月中にもう一度値上げを実施する計画も明らかにしている。
財団法人消費者文教基金会(消基会)は、「値上げし過ぎだ」と批判し、業者が不当な利益を挙げていないか調査を求める可能性を示唆した。
現在台北市では毎月60万世帯で1世帯平均30㎥の天然ガスが使用されており、業者は今回の値上げで月に360万元の利益増となる計算だ。
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