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Gテック19年成長エンジン、調光ガラスと偏光板裁断


ニュース その他製造 作成日:2018年12月27日_記事番号:T00081227

Gテック19年成長エンジン、調光ガラスと偏光板裁断

 ガラス加工メーカー、正達国際光電(Gテック・オプトエレクトロニクス)は来年の見通しについて、戦略提携パートナーの調光ガラスメーカー、米キネストラル・テクノロジーズがGテックの苗栗工場を利用して生産する、電流で色を変化させる新製品「ヘイリオ」、および新たに参入する偏光板の裁断業務が成長エンジンと見込む。27日付工商時報が報じた。

 ヘイリオはGテックが薄膜コーティングや貼り合わせなどの加工業務を担当し、キネストラルと共同で生産している。量産スケジュールに遅延が生じたことから、Gテックは今年通年で小幅な赤字を計上する見通しだ。しかし同ラインは10月に正式に稼働しており、歩留まり率の向上とともに出荷量が増える見込みだ。第1段階の年産能力は20万平方メートルで、年間5億台湾元(約18億円)の売り上げが見込めるという。

 この他Gテックは来年、偏光板裁断業務への参入を予定している。提携パートナーと合弁会社設立、中国新工場の設置に向けた協議を進めている。同事業では年間売上高7,000万~8,000万元を見込む。