ニュース 医薬 作成日:2018年12月27日_記事番号:T00081231
人工知能(AI)により脳、心臓、肺などの病気の画像診断を支援するデータベースの運用が26日スタートした。科技部が主導するプロジェクトで、台湾大学、台北栄民総医院(タイペイ・ベテランズ・ジェネラル・ホスピタル)、台北医学大学の研究チームが共同構築したもので、各病院で共有できる台湾初の診断画像データベースだ。27日付自由時報が報じた。
台湾大学医学院附設医院(台大医院)内科の王宗道教授は、同データベースにより心血管疾患の画像診断は所要時間が以前の20分から2秒に短縮し、精度は99%に達すると説明した。
台北医学大学の陳震宇教授は、肺がんの画像診断では500枚以上の画像から悪性かどうかなどを判断する必要があるが、AIによって医師の負担を軽減できると説明した。
科技部は、過去1年間に4万6,450件の診断画像をデータベースに取り込み、うち1万7,950件の画像に病気に関する情報をマーキングしてあると説明した。
なお台北栄民総医院は、脊椎、脳、目、関節の病気を対象にAI技術を活用した診療サービスを来年上半期に開始すると明らかにした。
台湾のコンサルティングファーム初のISO27001(情報セキュリティ管理の国際資格)を取得しております。情報を扱うサービスだからこそ、お客様の大切な情報を高い情報管理手法に則りお預かりいたします。
ワイズコンサルティンググループ
威志企管顧問股份有限公司
Y's consulting.co.,ltd
中華民国台北市中正区襄陽路9号8F
TEL:+886-2-2381-9711
FAX:+886-2-2381-9722